１年間の断酒に成功しました。（断酒開始日2019年8月19日）
約30年間ほぼ毎日なんらかのお酒を飲んできました。休日ともなると昼食時からビールを飲むのは当たり前、朝食時から飲んじゃう事もありました。
「せっかくの休日なんだから飲まないとね！」なんて言ったりしていたのにもう１年以上１mlもお酒を口にしていません。
ここ数年、歳（断酒開始時年齢50歳）をとったせいか翌日までお酒が残るようになり、普段の生活や仕事にといろいろと影響を及ぼすようになってきてしまいました。二日酔いで朝起きるのがつらく、会社を休んでしまう事もありました。
お酒を飲みだすとブレーキがきかなくなって飲みすぎてしまいます。話の内容もほとんど覚えていない事が多々ありまして…覚えていないのでその場で何が起きていたのかもわかりません。
翌日「この前かなり酔ってたけど大丈夫だった？」なんて言われてもなんの事だかさっぱりわかりません。そんなになるまで飲まなきゃいいだけの話なんですが、飲みはじめると止まらないんですよね。
さすがに「ちょっとまずいかな！」と思ったのと、そんなに太っていないのに健康診断の結果で中性脂肪の値が基準値の４倍を叩き出してしまったのをふと思い出し、とりあえず期間限定、１年間の断酒に挑戦してみる事にしました。
ちなみに中性脂肪ほどではありませんが肝機能、血圧の値も基準値の枠をか～るく飛び出しております。
断酒前の飲酒生活
その前に断酒前、どんな飲酒生活をしていたかと申しますと、毎日、夕飯の準備をしながら発泡酒か缶酎ハイ、ハイボールなど安価で炭酸が入ったお酒、500mlを2本飲んでいました。2本飲むといい感じになってきて、そこから飲みに出かける事もありました。
夕飯の支度をしなくてもよい日には、行きつけ居酒屋に直行し、生ビール3杯、ホッピー2杯、チューハイ3杯をやっつけ、2軒目に移動、気分によってビールだったり焼酎の水割りを飲みながらいいカラオケを歌っていました。そして〆は必ずラーメンです。
2時間飲み放題の宴会だと、だいたい10杯くらい飲む感じです。一人呑みがカッコいいと思っていた時期があり、ネットで調べては野毛、新橋、赤羽、大井町、新宿、錦糸町、浅草、いろんな場所に一人で行きました。
何をするにもお酒はつきもので、運動したあとに飲む、競馬観戦で飲む、子供の引率なのに遊園地で飲む、ロマンスカーで飲む、小学校の運動会で飲む、出張先で移動中に飲む、コンサート前に飲む（飲みすぎてコンサート中に寝てしまうなんて事も…）
自分ではアルコール依存症だとは思っていませんが、アルコール依存度を調べるアルコールチェックシートの結果はどこのサイトでやっても「アルコール依存症が疑われる飲酒」と判定されてしまいました….
こんな感じで毎日飲んでいましたが、なんと１年間の断酒に成功する事ができました。
断酒するにあたり差し当たっての問題とは？
2.飲酒していた時間をどうするか？
問題1 飲酒欲求をどうやって抑えるのか？
当然の事ながら飲酒欲求がなくなればお酒を飲もうと思う事はありません。運動後、風呂あがり、仕事帰り…カラッカラに渇いた喉にビールを流し込む。最高の瞬間です。喉が渇き切った状態で美味しくビールを飲むために午後3時以降は水分をとらない生活を何年もしていました。
では喉が渇いた時の飲酒欲求をどうしていたかと申しますと、答えは簡単です。
ビールを我慢して水を飲む！
「はっ？」と思われるかもしれませんが自分がしたのはただこれだけなんです。仕事中「ビール飲みたいなぁ….」ってなってくる時間帯、午後3時くらいからは頻繁に水を飲むようにしました。喉が渇いたら（できれば渇く前）水を飲む。喉の渇きが癒せれば一旦ですが、飲酒欲求を抑える事ができます。
また帰宅途中にある、いろいろな誘惑（居酒屋とかコンビニとか）に負けないように会社を出る前には少し多めの水を飲んでから会社を出るようにしました。
家では晩酌をしないように着いたらすぐに冷蔵庫を開け、冷えっ冷えの炭酸水をコップ1杯ほぼ一気に飲み干します。炭酸水は強炭酸がお勧めです。これにより喉の渇きは癒され、空腹感もなくなります。
満腹になる事でも飲酒欲求はなくなります。わんこそば100杯食べた後に「もう何も食えねぇ！〆に生ビール飲むか！！」なんて事にはなりません。（なる人もいるのかな…）
断酒前はお酒を飲みながら料理を作る、キッチンドリンカーでした。揚げたての「鶏のから揚げ」を一口つまみ「ゴクゴク」と喉を鳴らしながらレモンサワーを飲む。家庭料理人の特権です。
そんな料理中の飲酒欲求は「炭酸水」＋「ピーナツ」で抑えました。炭酸水を飲みながら「ピーナツ」をちょこちょこ食べて、飲酒欲求と空腹感を抑えました。ちょこちょこ食べるのにピーナツが丁度いいんです。ピーナツはからだにもいいですしね。（たぶん）ピーナツ中毒になったんじゃないかくらい毎日食べています。ジャイアントコーンと組み合わせも最高です。ジャイアントコーン１粒に対してピーナッツを４粒くらい食べると最高に美味しんです。黄金比です！
最近は「低脂肪乳」も飲むようになりました。炭酸水を買い忘れた時、たまたま冷蔵庫にあった「低脂肪乳」を飲んでみたら、美味しいしお腹もすこし膨れるので「これだ！」と「あばれはっちゃく」ばりにひらめきました。
それからは炭酸水ではなく「低脂肪乳」に切り替えました。帰宅後すぐに1杯の低脂肪乳を一気に飲み干しています。子供の頃は牛乳大好少年だったんですが大人になってからは牛乳飲むとおなかがゆるくなってしまうので敬遠していました。でも「低脂肪乳」だと大丈夫なんですよね。不思議です。ちなみに飲んでいるのは低脂肪乳で、低脂肪牛乳ではありません。
▼低脂肪牛乳と低脂肪乳の違い▼
https://www.nyukyou.jp/dairy/index.php?rm=4&qa_id=259
最近「低脂肪乳」ばかり飲んでいるせいか炭酸飲料全般を好んで飲む事がなくなりました。喉が渇くとビールよりも低脂肪乳を欲するくらいです。低脂肪乳最高です！100円ちょっとで１㍑（牛乳パック）買えちゃうので家計にもお優しいです！お勧めです！
因みに愛飲している低脂肪乳は「八ヶ岳乳業」の「おいしい低脂肪」です。
飲酒欲求は「低脂肪乳」と「ピーナッツ」でコントロール！
問題2 今まで飲酒していた時間に何をするのか？
断酒をはじめると今までお酒を飲んでいた時間や、お酒絡みで何もできなかった時間が丸々暇になります。
飲み会に参加していた時間、晩酌をして横になり、「 ぼーっと 」テレビを眺めていた時間、二日酔いで何をするでもなくだらだらしていた時間、休日昼からお酒を飲んでしまい夜中まで寝てしまったいた時間などなど…これらの時間すべてが暇な時間となります。
でも暇な時間って自分の自由時間って事なんですよね。今までお酒を飲んでしまった事でやりたくてもできなかった事をする時間ができたと思えばなんて事ありません。家族の為に使える時間でもあります。ポジティブシンキングです！
断酒をしてみるとこんなにも「お酒絡みで時間を無駄にしてたんだな…」という現実を思い知らされます。（飲んでる時は楽しかったんでしょうけどね）
「じゃああんたはその自由になった時間になにしてんのよ？」って事になるんですが….
実際はたいした事してませんね。テレビみたり、録画したテレビ番組みたり、映画みたり、運動したり、ブログ書いたり、昼寝したり、料理の仕込みしたり、ゲームしたり、子供の送迎とかですかね。
でもお酒絡みで何もしてなかった時間より「有意義なの時間」なのは間違いありません！教養だってちょっとだけ増えたりもしているはずです。続柄の読み方だって覚えました！
何かやる事があればお酒って飲まなくても済むんです！何か夢中になれるものを見つけるのが断酒成功への一番の近道です。
だと思います。
自分は夕飯が終わってから寝るまでの自由時間「Amazonプライム・ビデオ」や「Hulu」などの動画サイトで映画やドラマを見まくっています。面白いドラマを見つけた時は早く次が見たくなって、お酒どころではありません。
https://amzn.to/3kaV0Gx
さてここでワンポイントです。
それは「布団に入ってから動画サイトをタブレットPCで見る！」です。
布団に入ってれば眠くなったらそのまま寝れるんです。
タブレットPCが手から滑り落ちそうになったら寝るサインです。たまに頭にぶつけたりもしますが….
毎回、そこからは5分もせずに寝てしまいます。飲酒してた頃は「酒飲まねぇと寝れねぇよ！」なんて言ってはお酒を飲んでましたが、私の場合、そんな事ありませんでした。
今のところ、すんなり寝れなかった日は1日もありません。「酒飲まねぇと寝れねぇよ！」はただの思い込み、お酒を飲む理由づけにすぎなかったのかもしれません。
自分が断酒を継続できたのは「タブレットPC」のおかげと言ってもいいでしょう。これがなかったらたぶん断酒は続けられていなかったと思います。インターネットがない時代だったら断酒はできなかった事でしょう。断酒するにはいい時代なんです。
まとめ
今のところ1年過ぎても断酒を継続中ですが、ずっと断酒を続けるつもりはありません。飲み出したらまた元の生活に戻ってしまうかもしれません。でも断酒により「ここは飲む必要ないだろ！」という場面で飲まなくなるとは思います。
この1年間の断酒が無駄にならないな飲酒生活ができればと思います。
ちなみに健康診断の結果ですが今まで基準値をオーバーしていた項目のほとんどが正常値に戻りました。ただし高血圧をのぞく….少しだけ下がりましたけどね….
「低脂肪乳 ピーナツ 映画で断酒する」字余り
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