連載小説

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第九話 出会い

慎也は熟女パブワンタイムを条件に「久美子ババ」と会う事にした。しかし初めて会うであろう「久美子ババ」の情報は今のところ何もなかった。 わかっているのは、名前は「久美子ババ」そしてたぶん「順子」のおばあちゃん、そしておそらくは本厚木駅近...
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第八話 見知らぬ人と

「てかここにメッセージ着てるって事は順子さん、12時に『久美子ババ』が本厚木に着くこと知らないんじゃないのかな?」 昌也は拾った順子のiPhoneでを時刻を確認した。 時刻は11時25分だった。 「あっそうか!12時に本厚...
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第七話  朝、昌也の部屋で

「Harlem Night 戻っておいでよ Babe Harlem Nigh裸になればいい」 突然、昌也の部屋で大黒摩季のハーレムナイトが流れ出した。 「うるせぇな...誰だよ」 ぐっすりと寝ていた昌也はハーレムナイトで起...
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第六話 自宅前で

エレベーターを降り、自分の部屋の前に着いた慎也は、エアコンの室外機の下に隠してあった鍵を取り出し、ドアのカギ穴に差し込んだ。 「ん?鍵開いてる? 」 ドアに鍵はかかっていなかった。慎也は一歩下がり眉間にしわを寄せて固まった。 ...
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第五話 迷采配再び

駐輪場に着いた慎也はお酒をんでいたので自転車には乗らず、押して歩いて帰る事にした。以前は当たり前のようにお酒を飲んでも自転車で帰っていたが「道路交通法第65条 」何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。を知ってからはお酒を飲んだら自...
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第四話 タクシー乗り場にて(その二)

 慎也は昌也の為に自販機で水を買い、タクシー乗り場に向かって歩きはじめた。 「ラミパスラミパルルルルルルってなんだっけ?」慎也は自分で昌也に言っておきながら、とっさに思いついたこの言葉の意味が思い出せなかった。 「だいたいひゃっ...
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第三話 タクシー乗り場にて

昌也は愛甲石田駅から徒歩で10分くらいのところにある実家で両親と一緒に暮らしている。この時間、もう電車はないので家に帰る方法は徒歩かタクシーとなる。 「とりあえず北口向かうべ」と慎也が言った。 「そうですね...じゃあラーメンで...
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第二話 いざナマステ

フィリピン行きが決定した昌也は絶好調!ナマステへと向け、ニコニコしながら歩いている。 「慎也さん誰か指名しますか?」 「いんや!久しぶりだしどんな娘いるかわかんないし」 「何人か知ってるんでいい娘、紹介しましょうか?」...
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第一話 カラオケボックスにて

昌也はトイレで用(小)をたしている慎也にそっと近づき、両手で慎也の両肩を「ポン」と叩き声をかけた。 「慎也さん、キャバクラ行きませんか?」 「おぎゃー!!」 「なんすか!おぎゃーって!」 「だってお前、トイレ...